体のシルエットを決めるのは、骨格です。 猫背や膝を曲げて歩く人は、骨格の位置と動きが原因です。
筋肉や脂肪の中身である、骨格のしくみをご紹介しましょう。
骨と骨密度
骨格の元であるのは、あたりまえですが骨です。 人間の骨は全身で200個以上あります。(※個人差により決まっていません。) この200以上の骨のパーツの位置で、体のシルエットが決まります。
骨は毎日のように古い細胞を壊し、新しい細胞に生まれ変わっていてます。 そしてだいたい3年で全身の骨が新しい骨に生まれ変わります。
つまり、骨格から姿勢を良くするには、毎日の姿勢によって良い姿勢が作られていくと言うことです。 一時的な矯正や治療では、すぐに元に戻ってしまうのはこのためです。
骨の強さは、刺激と栄養できまります。栄養は、タンパク質とカルシウムなどのミネラルが主な成分です。
刺激は外部からの圧力です。 運動などはもちろんですが、地球には重力があります。地球上にいるだけで、常に重力の刺激を受けています。
ということは、姿勢を悪くしていると悪い状態で刺激が与えられ、新しい骨が作られていきます。 良い姿勢の場合は良い状態で骨が作られていくのです。